2/25 焼津市の保育者研修会②開催されました
去る 2月25日18:30~
焼津市が主催する『保育者資質向上研修会』で講師を担当させていただきました。
焼津市の保育・子育て支援に関わる方を対象に、毎年、年8回に分けて、保育の様々な分野の研修会が開催されているそうです。
私は、今年度の第7回目と8回目を担当することになりました。
第7回目の様子はこちら
この日は、第8回目にあたる研修会。
『布育のすすめ② ~心を育む~
~簡単布おもちゃ作り「動物パペット」~』
と題して、90分の講座を行いました。
作ったのは、「ぶたのペット」子どもの手サイズ
ふわふわのフリース素材で作ります。
準備の時にはこんなでした↓
さて、当日の様子です。
(写真は、焼津市職員の方にご協力いただきました。)
当日は90名が参加。
平日の保育が終わってから、お裁縫道具を持って、集まってくださいました。
フリース素材を縫うのには半返し縫いがおススメ。
竹串を縫い針に見立てて、縫い方の説明をします。
会場が広いので、前と後ろで2度実演!
布にはパペットの型紙を描き写してあるので、すぐに縫い始められます。
フリース生地は伸縮性があり、厚みもあるので、しっかり待ち針を打つのがポイントです。
周りを縫ったら、縫い代に切り込みを入れます。
これが本当に大事!!
せっかく線の上を丁寧に縫っても、これを忘れると残念な仕上がりになってしまうんです。
形ができたら、目や鼻を縫い付けて完成です。
この日、作ったのは子どもの手サイズのパペット。
なぜ、子どもの手サイズ!?
というお話や
パペットの活用の仕方の例や、
パペットのアレンジ作品例をご紹介しました。
後半は心を育む布おもちゃのお話。
〇癒し・情緒の安定
機嫌が良い=乳幼児には大切
乳幼児は、感情や心身の状態を言語化できない。
→機嫌が良ければ何でもできる。
機嫌が悪ければ何にもできない。
〇ごっこ遊びを助ける
→乳幼児期にしかできない遊び
という2点についてお話しました。
会場には、布おもちゃをたくさん展示して、手に取って見ていただきました。
パペットのアレンジ作品
ごっこ遊びを助ける布おもちゃ
90分間で布おもちゃ作りと布育の講義という盛り沢山な内容となりました。
参加された皆さんのアンケートでも、
・思っていたより、簡単・手軽に作ることができた。
・子ども達と遊んでみたい。
・布育がとても楽しかった。
・布のおもちゃは優しさがあっていいなと思った。
・とっても温かみのある素材でステキだなあと思った。
・もっと作ってみたい。
などの声が多くみられました。
最後に、アンケートに寄せられた声を紹介します。
・パペットの良い所や、自分が想像していなかった使い方も知ることができてよかったです。
・ごっこ遊びはとっても深い遊びだと改めて感じることができた。自分も輪に入り楽しんでいきたいと思う。
・始めは「子どもサイズ!?」と思いましたが、教えていただき「なるほど!!」と知ることができました。
・布育の研修が来年もあれば参加したいなと思います。
・やはり実際に見る・作れるというのはありがたいです。
・縫物が苦手でゆううつな気分でここまで来ましたが、先生のわかりやすい説明で、パペットができとても嬉しかったです。
・講義だけでなく、実技は自分のものになるし、保育の即戦力になるのでよいと思う。
・無心でぬうことができ、心の浄化にもなった。
こんな講座を、多くの保育者さんに届けられたらいいなと、心から感じました。
日本中、どこでも行きます!
ぜひぜひ、「布育のすすめ」講座、開催しませんか?
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